定期的にお口の健康診断を受けましょう

お口の健康のためにもっとも大切なことは、お口のトラブルを未然に防ぐことです。虫歯や歯周病はそのメカニズムがはっきりしているので、予防できる病気です。長野県飯田市の丸山小学校近くの歯医者「たけむらファミリー歯科」では、定期検診による「予防」に力を入れていますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

予防はとても大切です

予防歯科の目的

予防歯科の目的

“予防”とは病気を未然に防ぐこと。予防歯科の目的は、虫歯や歯周病などのお口の2大トラブルを未然に防ぎ再発しないようにすることです。小さなころから予防すれば、大人になるまで虫歯のないお口、虫歯になりにくいお口に保つことも期待できます。また、病気にかかる前に予防できれば、治療を受ける精神的負担、通院時間で被る身体的負担、また医療費についての金銭的負担のすべてを軽減することができます。

お口のトラブル予防の基本

虫歯や歯周病を未然に防いだり、前のトラブルを再発させたりしないためには、毎日のセルフケアが欠かせません。それは細菌のえさになる糖分をお口に残さないようにするためです。そして歯垢(プラーク)などのお口の汚れをしっかり落とすことが大切なのです。

しかし毎日歯みがきをしていても、歯と歯の間や歯と歯ぐきの溝などには汚れが残ってしまうことがあります。するとそこから病気が発症してしまうのです。病気を防ぐために活用していただきたいのが歯科定期検診での歯のクリーニングです。口腔ケアのプロフェッショナルが専用の器具を使ってお口のすみずみまできれいにしますので、お口のトラブル予防につながります。

欧米との予防意識の違い

欧米では歯科医院は、「虫歯や歯周病にならないように行くところ」です。そのため積極的に定期検診に通っています。しかし日本ではまだ、歯科医院は「虫歯や歯周病の治療をするところ」というイメージが強くあります。

親知らずを除いて全部で28本ある永久歯。そのうち20本以上が残っていると「咀嚼(そしゃく)」や「発音」にほとんど支障をきたさないとされています。いつまでも自分の歯で生活の質を高く保ったまま暮らすために、歯科の世界では「80歳になっても20本以上の歯を残そう」という「8020(ハチマルニイマル)運動」が注目されています。

80歳での平均残存歯数が20本を超えているスウェーデンでは国民の約9割以上が定期検診を受けています。予防の意識が低い日本では、数年前までは8本程度しか残っていませんでしたが、少しずつお口の健康意識が高まるとともに、やっと13.9本(2013年の調査)にまで数を増やしています。しかしそれでもまだ20本には達していません。

いつまでも自分の歯で人生を過ごせるように「治療」よりも「予防」でお口の健康を守りましょう。

予防歯科をおすすめする理由

それはお口の健康を守るためです。しかし痛くもないのに通院すると、「お金も時間もかかるのでは?」と思うかもしれません。実際には、定期検診を受けていると治療時間も治療のための通院回数も治療費も抑えることができるといわれています。それに加え、病気の痛みや治療の苦痛も味わわずに済むのです。生涯で失う歯の本数を抑えることができ、自分の歯を長く健康に保つことができます。メリットだらけの予防歯科、みなさんもぜひ見直してみませんか?

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